岩手県二戸市にあります《社会福祉法人　カシオペア障連》は、誰もが住みやすい「街」づくりを目指し、障がい当事者支援への取組みをしております。

　令和5年7月29日（土）、一戸地区センター体育館において障がい者スポーツ交流会を行いました。

　二戸地域基幹相談支援センターでは、平成28年度から高次脳機能障がい家族会を行っており、昨年度からは多くの方に参加いただきたく、対象を広げスポーツを通して交流やリフレッシュを図る会を開催しております。

　今回は一戸町スポーツ推進委員協議会の後援をいただき、パラスポーツである“卓球バレー”を楽しみました。卓球バレーは、筋ジストロフィの児童が出来るスポーツとして特別支援学校で考案されたものです。

　当日は二戸圏域で障がい福祉サービスを利用している皆さんを中心に、20名を超える参加がありました。卓球台の周りに座り、飛び跳ねないボールを使ってプレイするスポーツですが、思いのほかスピード感もあり、白熱したゲームとなりました。汗を流しながら熱中したり、良いプレーがあると歓声が上がったりと大変盛り上がりました。

　昨年度の冬には“カローリング”という床で出来るカーリングを行っておりますが、スポーツは大変好評です。今後も気軽に楽しめる競技やその他企画を行っていきたいと考えております。